README.ja.md•4.61 kB
# image-mcp-server
画像 URL またはローカルファイルパスを受け取り、GPT-4o-mini モデルを使用して画像の内容を分析する MCP サーバーです。
[English README](README.md)
<a href="https://glama.ai/mcp/servers/@champierre/image-mcp-server">
<img width="380" height="200" src="https://glama.ai/mcp/servers/@champierre/image-mcp-server/badge" alt="Image Analysis MCP Server" />
</a>
## 機能
- 画像 URL またはローカルファイルパスを入力として受け取り、その画像の内容を詳細に分析
- GPT-4o-mini モデルを使用した高精度な画像認識と説明
- 画像 URL の有効性チェック機能
- ローカルファイルからの画像読み込みと Base64 エンコード
## インストール
```bash
# リポジトリをクローン
git clone https://github.com/champierre/image-mcp-server.git # またはForkしたリポジトリ
cd image-mcp-server
# 依存パッケージのインストール
npm install
# TypeScriptのコンパイル
npm run build
```
## 設定
このサーバーを使用するには、OpenAI API キーが必要です。以下の環境変数を設定してください:
```
OPENAI_API_KEY=your_openai_api_key
```
## MCP サーバーの設定
Cline などのツールで使用するには、MCP サーバー設定ファイルに以下の設定を追加してください:
### Cline の場合
`cline_mcp_settings.json`に以下を追加:
```json
{
"mcpServers": {
"image-analysis": {
"command": "node",
"args": ["/path/to/image-mcp-server/dist/index.js"],
"env": {
"OPENAI_API_KEY": "your_openai_api_key"
}
}
}
}
```
### Claude Desktop App の場合
`claude_desktop_config.json`に以下を追加:
```json
{
"mcpServers": {
"image-analysis": {
"command": "node",
"args": ["/path/to/image-mcp-server/dist/index.js"],
"env": {
"OPENAI_API_KEY": "your_openai_api_key"
}
}
}
}
```
## 使用方法
MCP サーバーが設定されると、以下のツールが利用可能になります:
- `analyze_image`: 画像 URL を受け取り、その内容を分析します。
- `analyze_image_from_path`: ローカルファイルパスを受け取り、その内容を分析します。
### 使用例
**URL から分析:**
```
画像URLを分析してください: https://example.com/image.jpg
```
**ローカルファイルパスから分析:**
```
この画像を分析してください: /path/to/your/image.jpg
```
### 注意: ローカルファイルパスの指定について
`analyze_image_from_path` ツールを使用する場合、AI アシスタント(クライアント)は、**このサーバーが実行されている環境で有効なファイルパス**を指定する必要があります。
- **サーバーが WSL 上で実行されている場合:**
- AI アシスタントが Windows パス(例: `C:\...`)を持っている場合、それを WSL パス(例: `/mnt/c/...`)に変換してからツールに渡す必要があります。
- AI アシスタントが WSL パスを持っている場合は、そのまま渡します。
- **サーバーが Windows 上で実行されている場合:**
- AI アシスタントが WSL パス(例: `/home/user/...`)を持っている場合、それを UNC パス(例: `\\wsl$\Distro\...`)に変換してからツールに渡す必要があります。
- AI アシスタントが Windows パスを持っている場合は、そのまま渡します。
**パス変換は AI アシスタント(またはその実行環境)の責任範囲となります。** サーバーは受け取ったパスをそのまま解釈しようとします。
### 注意: ビルド時の型エラーについて
`npm run build` を実行する際、`mime-types` モジュールに関する TypeScript の型定義ファイルが見つからない旨のエラー (TS7016) が表示される場合があります。
```
src/index.ts:16:23 - error TS7016: Could not find a declaration file for module 'mime-types'. ...
```
これは型チェックのエラーであり、JavaScript へのコンパイル自体は成功しているため、**サーバーの実行には影響ありません**。このエラーを解消したい場合は、開発依存関係として型定義ファイルをインストールしてください。
```bash
npm install --save-dev @types/mime-types
# または
yarn add --dev @types/mime-types
```
## 開発
```bash
# 開発モードで実行
npm run dev
```
## ライセンス
MIT