# Phase 4: NodeExecutionFormatter実装 計画書
## タスク目次
- 1. [NodeExecutionDataレスポンス構造の設計] - 状態: 完了 - TDD: ✅ Red / ✅ Green / ✅ Refactor
- 2. [ノードデータ抽出ロジックの実装] - 状態: 完了 - TDD: ✅ Red / ✅ Green / ✅ Refactor
- 3. [入出力アイテム抽出ロジックの実装] - 状態: 完了 - TDD: ✅ Red / ✅ Green / ✅ Refactor
- 4. [エラー情報抽出ロジックの実装] - 状態: 完了 - TDD: ✅ Red / ✅ Green / ✅ Refactor
- 5. [formatNodeExecution()メソッドの統合] - 状態: 完了 - TDD: ✅ Red / ✅ Green / ✅ Refactor
- 6. [NodeExecutionFormatterユニットテストの実装] - 状態: 完了 - TDD: ✅ Red / ✅ Green / ✅ Refactor
**番号付けルール:**
- 全て直列実行(タスク間に依存関係あり)
**並列実行の判断基準(明示的並列宣言方式):**
- このPhaseはPhase 1-3と並行実行可能(get_execution系と独立)
## Phase概要
- **Phase名**: NodeExecutionFormatter実装
- **状態**: 完了
- **開始日時**: 2025-11-03
- **完了日時**: 2025-11-03
- **目標**: 単一ノードの実行データを抽出・整形する機能を実装し、NodeExecutionDataを生成する
## TDD & 設計原則の適用
### TDDアプローチ
このPhaseでは以下のTDDサイクルを適用します:
1. **Red(テスト作成)**: 各抽出ロジック(ノードデータ、入出力、エラー)のテストケースを先に作成
2. **Green(最小実装)**: テストを通すための最小限の実装、型ガードを使用してsafeにアクセス
3. **Refactor(リファクタリング)**: Remeda等のユーティリティライブラリを活用したコード品質向上
### 設計原則の適用方針
- **単一責任の原則 (SRP)**: NodeExecutionFormatterは単一ノードのデータ抽出のみを担当。各抽出ロジック(入出力、エラー)は個別のprivateメソッドに分離
- **開放/閉鎖の原則 (OCP)**: formatNodeExecution()の公開インターフェースは変更せず、内部の抽出ロジックを拡張可能に設計
- **リスコフの置換原則 (LSP)**: ExecutionDetailInternalとnodeNameを受け取り、NodeExecutionDataまたはnullを返すというシグネチャを一貫して保つ
- **最小限の公開**: formatNodeExecution()のみをpublicとし、抽出ロジックはprivateメソッドで隠蔽
- **依存性逆転の原則 (DIP)**: ExecutionDetailInternalに直接依存するが、抽出ロジックは純粋関数として実装
⚠️ **インターフェースや抽象クラスは使用しない**: NodeExecutionFormatterは具体的なクラスとして実装
## 依存関係
- **前提条件**: なし(Phase 1-3と並行実行可能)
- **ブロッカー**: なし
- **後続Phaseへの影響**: Phase 5(GetExecutionByNodeTool実装)でNodeExecutionFormatterを利用
## 実装する機能
- NodeExecutionDataを返すformatNodeExecution()メソッド
- ノードデータ抽出(nodeName, nodeType, status, executionTime, startTime, endTime)
- 入出力アイテム抽出(input.items, output.items)
- パラメータ抽出(parameters)
- エラー情報抽出(error)
## タスク詳細
### タスク1: NodeExecutionDataレスポンス構造の設計
- **説明**:
- NodeExecutionDataの構造を設計し、TypeScript型として実装
- フィールド: executionId, nodeName, nodeType, status, executionTime, startTime, endTime, input, output, parameters, error
- specification.mdとtechnical-details.mdの仕様に準拠
- **開始日時**: (未着手の場合は空欄)
- **TDDステップ**:
- [ ] Red: NodeExecutionDataの構造を検証するテストケース作成
- [ ] Green: NodeExecutionDataの型実装
- [ ] Refactor: 必要に応じて型を整理
- **依存関係**: なし
- **状態**: 未着手
### タスク2: ノードデータ抽出ロジックの実装
- **説明**:
- extractNodeBasicInfo() privateメソッドの実装
- ExecutionDetailInternal.data.resultData.runData[nodeName]からノードデータを取得
- nodeName, nodeType, status(errorがあれば"error"、なければ"success")を抽出
- executionTime, startTime, endTimeを抽出
- 存在しないnodeNameが指定された場合はnullを返す
- **開始日時**: (未着手の場合は空欄)
- **TDDステップ**:
- [ ] Red: extractNodeBasicInfo()のテストケース作成(正常ケース、存在しないノード、エラーノード)
- [ ] Green: 型ガードを使用した安全な抽出実装
- [ ] Refactor: オプショナルチェーンとnullish coalescingを活用
- **依存関係**: タスク1完了後
- **状態**: 未着手
### タスク3: 入出力アイテム抽出ロジックの実装
- **説明**:
- extractInputOutputItems() privateメソッドの実装
- nodeData.data.main[0]から入出力アイテムを抽出
- input.items: 入力アイテムの配列(存在しない場合は空配列)
- output.items: 出力アイテムの配列(存在しない場合は空配列)
- 型は`unknown[]`として扱う(ワークフローに依存するため)
- **開始日時**: (未着手の場合は空欄)
- **TDDステップ**:
- [ ] Red: extractInputOutputItems()のテストケース作成(入出力あり、入出力なし、nullケース)
- [ ] Green: 型ガードを使用した安全な抽出実装
- [ ] Refactor: デフォルト値の明確化
- **依存関係**: タスク2完了後
- **状態**: 未着手
### タスク4: エラー情報抽出ロジックの実装
- **説明**:
- extractError() privateメソッドの実装
- nodeData.errorからエラー情報を抽出
- エラーがない場合はnullを返す
- エラーの型は`unknown`として扱う(n8nのエラー構造が複雑なため)
- **開始日時**: (未着手の場合は空欄)
- **TDDステップ**:
- [ ] Red: extractError()のテストケース作成(エラーあり、エラーなし)
- [ ] Green: nullチェックを使用した実装
- [ ] Refactor: エラー情報の整形(必要に応じて)
- **依存関係**: タスク2完了後
- **状態**: 未着手
### タスク5: formatNodeExecution()メソッドの統合
- **説明**:
- formatNodeExecution(execution: ExecutionDetailInternal, nodeName: string): NodeExecutionData | nullの実装
- タスク2-4で実装した各privateメソッドを呼び出し
- NodeExecutionDataオブジェクトを組み立てて返す
- 存在しないnodeNameが指定された場合はnullを返す
- **開始日時**: (未着手の場合は空欄)
- **TDDステップ**:
- [ ] Red: formatNodeExecution()の統合テストケース作成(全フィールドの検証)
- [ ] Green: 各privateメソッドを呼び出してNodeExecutionDataを組み立て
- [ ] Refactor: オブジェクト生成ロジックの最適化
- **依存関係**: タスク2, 3, 4完了後
- **状態**: 未着手
### タスク6: NodeExecutionFormatterユニットテストの実装
- **説明**:
- node-execution-formatter.test.tsの作成
- 各privateメソッドのテスト(タスク2-4で作成済みのものを整理)
- formatNodeExecution()の統合テスト(複数シナリオ: 正常実行、エラー含む実行、存在しないノード)
- 入出力アイテムのサイズが大きい場合のテスト
- **開始日時**: (未着手の場合は空欄)
- **TDDステップ**:
- [ ] Red: 統合テストケースの追加(エッジケース、大量データ)
- [ ] Green: 既存テストの整理と追加実装
- [ ] Refactor: テストユーティリティ関数の作成(モックデータ生成など)
- **依存関係**: タスク5完了後
- **状態**: 未着手
## テスト戦略
- **単体テスト**:
- 各privateメソッド(extractNodeBasicInfo, extractInputOutputItems, extractError)の振る舞いを検証
- formatNodeExecution()の統合テスト
- **エッジケーステスト**:
- 存在しないnodeNameが指定された場合(nullを返す)
- runDataが空の場合
- 入出力アイテムが大量の場合(レスポンスサイズの懸念)
## Phase完了条件
- [x] 全タスク完了
- [x] 全テスト通過
- [x] 品質チェックコマンドが成功(`pnpm run type-check`, `pnpm run lint`, `pnpm run test`)
- [x] NodeExecutionFormatterが正常にNodeExecutionDataを返す
## 技術的課題と解決方針
**課題1: runData構造の複雑さ**
- runData[nodeName]のネスト構造が深い(runData[nodeName].data.main[0]等)
- 解決方針: 型ガードとオプショナルチェーンを使用してsafeにアクセス
**課題2: 入出力アイテムの型が不明**
- ワークフローに依存するため、型を特定できない
- 解決方針: `unknown[]`として扱い、型ガードは使用しない
**課題3: エラー情報の構造が複雑**
- n8nのエラー構造が複雑で、型定義が困難
- 解決方針: `unknown`として扱い、必要に応じて型ガードで整形
**課題4: レスポンスサイズの懸念**
- 入出力アイテムが大量の場合、MCPレスポンス制限を超過する可能性
- 解決方針: Phase 6でページネーションまたはContextMinimizerを検討
## リスク管理
**リスク1: runDataの構造が仕様書と異なる**
- 影響度: 中
- 対策: 実際のn8n APIレスポンスを確認し、構造を検証
- 緩和策: 型ガードとオプショナルチェーンを使用して柔軟に対応
**リスク2: 入出力アイテムが巨大でレスポンスサイズが超過**
- 影響度: 高
- 対策: Phase 6でContextMinimizerを適用
- 緩和策: itemsの数を制限(例: 最初の100アイテムのみ)
## 次Phaseへの引き継ぎ事項
**Phase 5で利用可能になる機能**:
- NodeExecutionFormatter.formatNodeExecution()メソッド
- NodeExecutionData型
**未解決の課題**:
- レスポンスサイズの最適化(Phase 6で対応)
**技術的負債**:
- 入出力アイテムの型が`unknown[]`のまま(将来的に型推論を検討)