MCPサーバーを作成する
MakeシナリオをAIアシスタントのツールとして利用できるようにするモデルコンテキストプロトコルサーバー。この統合により、AIシステムがMake自動化ワークフローをトリガーし、操作できるようになります。
仕組み
MCP サーバー:
- Make アカウントに接続し、「オンデマンド」スケジュールで構成されたすべてのシナリオを識別します
- 各シナリオの入力パラメータを解析して解決し、AIアシスタントに意味のあるパラメータの説明を提供します。
- AIアシスタントが適切なパラメータでシナリオを呼び出すことを可能にする
- シナリオ出力(現在はクローズドベータ)を構造化されたJSONとして返し、AIアシスタントが結果を適切に解釈できるようにします。
利点
- MakeシナリオをAIアシスタントの呼び出し可能なツールに変換する
- AI システムに機能を公開しながら、Make で複雑な自動化ロジックを維持する
- AIアシスタントと既存の自動化ワークフロー間の双方向通信を作成する
Claude Desktopでの使用
前提条件
- ノードJS
- MCP クライアント (Claude デスクトップ アプリなど)
scenarios:read
とscenarios:run
スコープを使用して API キーを作成する
インストール
このサーバーを Claude Desktop アプリで使用するには、 claude_desktop_config.json
の「mcpServers」セクションに次の構成を追加します。
{
"mcpServers": {
"make": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@makehq/mcp-server"],
"env": {
"MAKE_API_KEY": "<your-api-key>",
"MAKE_ZONE": "<your-zone>",
"MAKE_TEAM": "<your-team-id>"
}
}
}
}
MAKE_API_KEY
- Make プロファイルで API キーを生成できます。MAKE_ZONE
- 組織がホストされているゾーン (例: eu2.make.com
)。MAKE_TEAM
- ID はチーム ページの URL に記載されています。