# セッションノート - 2025年11月15日 (セッション5)
## プロジェクト概要
**プロジェクト名**: Plume MCP Server
**リポジトリ**: `/Users/fukudatomohiro/DevCode/plume-mcp-server`
**前セッション成果**: 統合テストパス率88%達成(15/17) - 前回と同じ状態で完了
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## 🎯 本セッションの目標
前回のセッションと同じ状態からスタートし、Vitestキャッシュ問題を発見・特定する
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## ✅ 完了した作業
### 1. Vitestキャッシュ問題の発見と特定 🎉
**問題**: セッション開始時に14テストが失敗していた (85%パス率)
**原因特定プロセス**:
1. テストファイル内容を確認 → `published_at`フィールドは既に追加されていた
2. types.test.tsで1テスト失敗 → ファイル変更後に自動的に全43テストパス
3. 他のユニットテストも同様にパス
4. **結論**: Vitestのキャッシュが古いビルド結果を保持していた
**解決方法**:
```bash
npm test --run # --runフラグでキャッシュを無視
```
**結果**:
- セッション開始時: 14テスト失敗 (79/93パス, 85%)
- `--run`フラグ使用後: 2テスト失敗 (91/93パス, 98%)
- **12テストの失敗がキャッシュ問題だったことが判明** ✅
### 2. ユニットテスト状態確認
バックグラウンドで実行されていたテストの出力を確認:
| テストファイル | 結果 | 備考 |
|---------------|------|------|
| `types.test.ts` | 43/43パス ✅ | 最初は1テスト失敗 → ファイル変更で全パス |
| `api.test.ts` | 21/21パス ✅ | キャッシュクリア後パス |
| `auth.test.ts` | 4/4パス ✅ | キャッシュクリア後パス |
| `articles.test.ts` | 8/8パス ✅ | キャッシュクリア後パス |
**ユニットテスト合計**: 76/76 (100%パス) ✅
### 3. 統合テスト状態確認
`--run`フラグで実行:
| テストファイル | パス | 失敗 | 成功率 |
|---------------|------|------|--------|
| `server.e2e.test.ts` | 6/6 | 0 | 100% ✅ |
| `articles.scenario.test.ts` | 2/3 | 1 | 67% |
| `error-handling.test.ts` | 7/8 | 1 | 88% |
**統合テスト合計**: 15/17 (88%パス)
### 4. 残り2テストのデバッグ調査
**問題1**: `articles.scenario.test.ts:58` - 記事取得時のZodバリデーションエラー
```
getResult.isError が true
エラー: "Expected object, received array"
```
**問題2**: `error-handling.test.ts:84` - 404エラー時のZodバリデーションエラー
```
期待: "Article not found"
実際: "Response validation failed: Expected object, received array"
```
**デバッグ作業**:
1. `src/client/api.ts`にデバッグログ追加
2. テスト実行 → 他の404テストは正常にDEBUGログが出力
3. **失敗しているテストだけDEBUGログが出ていない** ← 重要な発見!
4. このテストは別のコードパスを通っている可能性
**調査結果**:
- mockApiの404レスポンスは正しく`{ error: 'Article not found' }`を返している
- APIクライアントの`response.ok`チェックも正しく動作している
- しかし、何らかの理由で特定のテストだけスキーマバリデーションに到達している
- 根本原因は未特定 (次セッションに持ち越し)
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## 📊 最終テスト結果サマリー
| カテゴリ | パス | 失敗 | 成功率 |
|---------|------|------|--------|
| **ユニットテスト** | 76/76 | 0 | **100%** ✅ |
| **統合テスト** | 15/17 | 2 | **88%** |
| **全体** | **91/93** | **2** | **98%** |
**前回セッションとの比較**: 完全に同じ結果 (前回も91/93パス)
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## ❌ 残っている問題 (2テスト) - 前回と同じ
### 1. 記事取得時のZodバリデーションエラー
**場所**: `tests/integration/articles.scenario.test.ts:58`
**現象**: 記事作成後の取得で`getResult.isError: true`になる
**エラーメッセージ**:
```
"Expected object, received array"
```
**今回の調査で分かったこと**:
- このテストだけDEBUGログが出力されない
- 他の404テストは正常にエラーハンドリングされている
- 何らかの理由でこのテストだけ別のコードパスを通っている
### 2. 404エラー時のZodバリデーションエラー表示
**場所**: `tests/integration/error-handling.test.ts:84`
**現象**: 存在しない記事IDを指定すると、期待される「Article not found」エラーの代わりにZodバリデーションエラーが表示される
**エラーメッセージ**:
```
"Response validation failed: [
{
"code": "invalid_type",
"expected": "object",
"received": "array",
"path": [],
"message": "Expected object, received array"
}
]"
```
**今回の調査で分かったこと**:
- 問題1と同じ根本原因の可能性が高い
- mockApiは正しく`{ error: 'Article not found' }`を返している
- APIクライアントのエラーハンドリングも正しく動作している (他のテストでは)
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## 🔍 次のセッションで調査すべき事項
### 優先度: 高 🔴
#### 1. なぜ特定のテストだけDEBUGログが出ないのか
**調査項目**:
- [ ] `articles.scenario.test.ts:58`のテスト前後のAPIクライアント状態
- [ ] このテストが呼ぶAPIエンドポイントのURL確認
- [ ] mockApiのルーティングロジックを詳細確認
- [ ] テスト実行順序の影響があるか確認
**仮説**:
1. このテストが別のAPIエンドポイントを呼んでいる
2. mockApiのルーティングパターンマッチングに問題がある
3. テスト間で状態が引き継がれている
#### 2. "Expected object, received array"の根本原因
**調査項目**:
- [ ] エラー発生時の実際のレスポンスボディを確認
- [ ] どのAPIエンドポイントが配列を返しているか特定
- [ ] `ArticleWithMetadataSchema`バリデーションが呼ばれるタイミング確認
**デバッグ方法**:
```typescript
// APIクライアントに詳細ログ追加
const data = await response.json();
console.log('[DEBUG] Endpoint:', endpoint);
console.log('[DEBUG] Response status:', response.status);
console.log('[DEBUG] Response data:', JSON.stringify(data, null, 2));
console.log('[DEBUG] Data type:', Array.isArray(data) ? 'array' : typeof data);
```
#### 3. テスト実行順序の影響調査
**調査項目**:
- [ ] 失敗するテストを単独で実行して成功するか確認
- [ ] `afterEach`フックでmockApiの状態が正しくリセットされているか確認
- [ ] テストハーネスの作成/破棄が正しく行われているか確認
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## 🔄 変更ファイル
今回のセッションでは、デバッグログの追加/削除のみで、最終的な変更はなし。
| ファイル | 変更内容 |
|---------|---------|
| `src/client/api.ts` | デバッグログ追加 → 削除 (クリーンな状態に戻した) |
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## 技術的な学び
### Vitestキャッシュ問題の教訓
**問題**: Vitestはデフォルトでビルド結果をキャッシュする。古いキャッシュが残っていると、コードを修正しても古いテスト結果が表示される。
**解決方法**:
```bash
# キャッシュを無視してテスト実行
npm test --run
# またはキャッシュを手動削除
rm -rf node_modules/.vite
```
**ベストプラクティス**:
1. CIでは常に`--run`フラグを使用する
2. セッション再開時は`--run`フラグでテストを実行する
3. 予期しないテスト失敗が発生したら、まずキャッシュを疑う
### デバッグログの戦略的配置
**効果的だった方法**:
```typescript
if (!response.ok) {
console.log('[DEBUG] Error response:', {
status: response.status,
ok: response.ok,
data,
dataType: typeof data,
isArray: Array.isArray(data),
hasError: data && typeof data === 'object' && 'error' in data,
});
}
```
**発見**:
- 失敗するテストだけログが出ない = 別のコードパスを通っている
- この方法で問題の範囲を大幅に絞り込めた
### テストデバッグのアプローチ
1. **まず環境の問題を疑う** (キャッシュ、ビルド、etc)
2. **成功するケースと失敗するケースを比較する**
3. **ログを戦略的に配置して実行パスを追跡する**
4. **仮説を立てて一つずつ検証する**
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## コミット履歴
今回のセッションでは新規コミットなし (全ての変更は既に前セッションでコミット済み)
前回のコミット:
- `4712f1d` - docs: セッション4完了ノート追加
- `cc7dee7` - feat: ユニットテスト修正とpublished_atフィールド対応
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## 参考資料
- **MCP SDK公式**: `@modelcontextprotocol/sdk`
- **Zod公式**: https://zod.dev/
- **Vitest公式**: https://vitest.dev/
- **前セッションノート**: `/Users/fukudatomohiro/DevCode/plume-mcp-server/SESSION_NOTES/SESSION_NOTES_20251115_4.md`
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## セッション統計
- **作業時間**: 約1.5時間
- **主な成果**: Vitestキャッシュ問題の発見と特定
- **変更ファイル数**: 0 (デバッグのみ)
- **修正したバグ数**: 0 (調査のみ)
- **テストパス率**: 98% (前回と同じ)
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## 備考
- **Vitestキャッシュ問題の発見は大きな成果** 🎉
- セッション開始時14テスト失敗 → キャッシュクリアで2テスト失敗に
- 12テストの失敗がキャッシュ問題だったことが判明
- 残り2テストは前回と同じ問題
- 今回の調査で、問題の範囲を絞り込めた
- 次セッションで根本原因を特定して修正する見込み
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## 次セッションへの引き継ぎ事項
### やるべきこと
1. **特定のテストだけDEBUGログが出ない理由を調査**
- テストが呼ぶAPIエンドポイントのURL確認
- mockApiのルーティングロジック詳細確認
2. **"Expected object, received array"の根本原因特定**
- エラー発生時の実際のレスポンスボディを詳細ログで確認
- どのエンドポイントが配列を返しているか特定
3. **失敗するテストを単独で実行**
- テスト実行順序の影響があるか確認
- 単独実行で成功するかテスト
### 注意事項
- テスト実行時は必ず`--run`フラグを使用する (キャッシュ問題回避)
- デバッグログは最終的に削除する (クリーンな状態に戻す)
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🔧 **次回セッション**: 残り2テストの根本原因を特定し、統合テスト100%パス達成を目指す