# MCP サーバー接続デバッグガイド
## 問題: 400 Client Error
### 1. まず直接テストする
```bash
# 初期化リクエストをテスト
curl -X POST https://mcp-practice.vercel.app/api/mcp \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"jsonrpc": "2.0",
"id": 1,
"method": "initialize",
"params": {
"protocolVersion": "2024-11-05",
"capabilities": {},
"clientInfo": {
"name": "test-client",
"version": "1.0.0"
}
}
}' -v
```
### 2. Vercelのログを確認
1. [Vercel Dashboard](https://vercel.com/dashboard) にアクセス
2. プロジェクト `mcp-practice` を選択
3. 「Logs」タブを開く
4. リアルタイムログを確認
エラーメッセージから原因を特定できます。
### 3. よくある原因と対処法
#### 原因A: ランタイム設定が反映されていない
**症状**: `IncomingMessage is not defined` などのエラー
**対処**:
```bash
# 再デプロイ
vercel --prod --force
```
#### 原因B: 依存関係の問題
**症状**: `Cannot find module` エラー
**対処**:
```bash
# node_modulesを削除して再インストール
rm -rf node_modules package-lock.json
npm install
vercel --prod
```
#### 原因C: リクエスト形式の問題
**症状**: JSON解析エラー
ChatGPTが送信するリクエスト形式が期待と異なる可能性があります。
**対処**: サーバー側でリクエストをログ出力して確認
#### 原因D: CORS設定の問題
**症状**: プリフライトリクエストが失敗
**確認**:
```bash
# OPTIONSリクエストをテスト
curl -X OPTIONS https://mcp-practice.vercel.app/api/mcp \
-H "Origin: https://chatgpt.com" \
-H "Access-Control-Request-Method: POST" \
-H "Access-Control-Request-Headers: content-type,mcp-session-id" -v
```
### 4. デバッグ用の一時的な変更
エラー詳細を確認するため、route.tsに以下を追加：
```typescript
// POSTハンドラーの最初に追加
console.log('Request headers:', Object.fromEntries(req.headers.entries()));
console.log('Request body:', await req.text());
```
### 5. チェックリスト
- [ ] `npm run build` がローカルで成功する
- [ ] Vercelに正しくデプロイされている
- [ ] 環境変数が設定されている（必要な場合）
- [ ] URLが正しい（末尾にスラッシュがない）
- [ ] Content-Typeヘッダーが `application/json`
- [ ] リクエストボディが有効なJSON
### 6. ChatGPT側の設定再確認
**重要**: ChatGPTのMCP設定で以下を確認：
1. URL: `https://mcp-practice.vercel.app/api/mcp`（末尾に`/`なし）
2. 認証: **なし**
3. プロトコル: HTTP/HTTPS（デフォルト）
### 7. 次のステップ
1. 上記のcurlコマンドでテスト
2. Vercelログを確認
3. エラーメッセージを共有
これらの情報があれば、具体的な原因を特定できます。