Apache Jena 用 MCP サーバー
SPARQL クエリ機能のために AI エージェントを Apache Jena に接続するモデル コンテキスト プロトコル (MCP) サーバー。
概要
このプロジェクトは、AIエージェント(Cursor、Claude for Cline、Claude Desktopなど)がApache Jenaに保存されているRDFデータにアクセスし、クエリを実行できるようにするMCPサーバーを実装します。このサーバーは、Jena Fusekiサーバーに対してSPARQLクエリと更新を実行するためのツールを提供します。
Related MCP server: Logseq MCP Tools
特徴
Jena Fuseki サーバーに対して SPARQL クエリを実行する
SPARQL更新を実行してRDFデータを変更する
データセット内の利用可能な名前付きグラフを一覧表示する
Jena Fuseki の HTTP 基本認証サポート
モデルコンテキストプロトコルと互換性がある
前提条件
Node.js (v16以降)
RDFデータがロードされたApache Jena Fusekiサーバーが稼働中
モデルコンテキストプロトコルをサポートするAIエージェント(例:Cursor、Claude for Cline)
インストール
このリポジトリをクローンします:
git clone https://github.com/ramuzes/mcp-jena.git cd mcp-jena依存関係をインストールします:
npm installTypeScript コードをビルドします。
npm run build
使用法
デフォルト設定でサーバーを実行します (Jena の場合は localhost:3030、データセットの場合は 'ds')。
または、カスタム Jena エンドポイント、データセット、および認証資格情報を指定します。
短いフラグを使用することもできます。
自動トランスパイルによる開発モードの場合:
ドッカー
Docker を使用して MCP Jena サーバーを実行できます。
Dockerイメージの構築
Dockerで実行する
利用可能なツール
この MCP サーバーは次のツールを提供します。
execute_sparql_query- Jenaデータセットに対してSPARQLクエリを実行するexecute_sparql_update- SPARQL更新クエリを実行してデータセットを変更しますlist_graphs- データセット内の利用可能なすべての名前付きグラフを一覧表示します
環境変数
環境変数を使用してサーバーを構成することもできます。
JENA_FUSEKI_URL: Jena Fuseki サーバーの URL (デフォルト: http://localhost:3030 )DEFAULT_DATASET: デフォルトのデータセット名(デフォルト: ds)JENA_USERNAME: Jena FusekiへのHTTP基本認証のユーザー名JENA_PASSWORD: Jena FusekiへのHTTP基本認証のパスワードPORT: MCP サーバーのポート (HTTP トランスポートの場合、デフォルト: 8080)API_KEY: MCPサーバー認証用のAPIキー