chat-tool-ui-preview
by gridhra
README.md
# chat-tool-ui-preview
AIエージェント(Claude Codeなど)がSlackに投稿する**前に**、その投稿を人が画面で確認するための小さなローカルツール。Go製の単体バイナリ `chat-preview`。
表示はSlackの画面を写したものではなく、本ツール独自のチャット風レイアウトです。書式(太字・引用・メンション・ブロックの並び)と文脈(宛先・スレッド返信かどうか・ボットとしてか)の**意味**が正しく伝わることを目的にしています。Slackのロゴ・配色・フォント・画面構成は使いません。本ツールはSlack Technologies, LLCが制作・提携・支援するものではありません。
## 何ができるか
- 入力形式3つ: 標準Markdown(Claude CodeのSlack連携の`message`)、Slack記法(mrkdwn)、Block Kit JSON
- 書式の描画: 太字/斜体/打消/コード/コードブロック/引用/リンク/メンション/日付/絵文字/箇条書き/表、Block Kitの section・header・divider・context・image・actions・rich_text
- 文脈の表示: 宛先、スレッド返信とチャンネルにも表示、送信主体(ユーザー/ボット)
- 自動検査の警告: 表示名が分からないメンション、未知の絵文字、長さ超過、不正・未対応のブロック
- Claude Codeの**PreToolUseフック**として動き、Slack送信ツールの呼び出しに自動で割り込む。プレビューをブラウザで開いたうえで、判断はClaude Codeの通常の許可ダイアログに委ねる
やらないこと: Slackへの送信そのもの、Slack APIへの問い合わせ(トークンを持たない)、常駐、投稿内容の保存。画像やリンク先は読み込まない(投稿前に相手サーバーへアクセスが飛ぶのを避ける)。
## インストール
`chat-preview`は実行時の依存を持たない単一の静的バイナリです。`PATH`の通った場所に置いてください。シェルも、Claude Codeのフックも、MCPクライアントも、同じ`chat-preview`コマンドを呼びます。
```sh
# macOS/Linux
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/gridhra/chat-tool-ui-preview/main/scripts/install.sh | sh
# Windows(PowerShell)。CIでクロスビルドはしていますが、Windowsの実機では未検証です
irm https://raw.githubusercontent.com/gridhra/chat-tool-ui-preview/main/scripts/install.ps1 | iex
```
スクリプトは、最新の[GitHub Release](https://github.com/gridhra/chat-tool-ui-preview/releases)からOSとCPUに合うアーカイブを選び、そのSHA-256がリリースの`checksums.txt`と一致しない限り何もインストールせず、`chat-preview`を`~/.local/bin`に置きます。`sudo`は求めません。置き場所は`CHAT_PREVIEW_INSTALL_DIR`、バージョンは`CHAT_PREVIEW_VERSION`で指定できます。更新はもう一度実行するだけです。
アーカイブが「このリポジトリのリリース用ワークフローが、タグの付いたソースからビルドしたもの」であることを確かめるには:
```sh
gh release download --repo gridhra/chat-tool-ui-preview --pattern '*darwin_arm64.tar.gz' --pattern checksums.txt
shasum -a 256 -c --ignore-missing checksums.txt
gh attestation verify chat-preview_*_darwin_arm64.tar.gz --repo gridhra/chat-tool-ui-preview
```
Goのツールチェーン(1.24以上)があるなら:
```sh
go install github.com/gridhra/chat-tool-ui-preview/cmd/chat-preview@latest
```
コンテナイメージと`npx`ランチャーは用意しません。ブラウザを開く必要があるので、ホストで動かすのが前提です。
## 使い方
```sh
# 入力JSONをプレビューしてブラウザで開く
chat-preview preview input.json
echo '{"format":"mrkdwn","text":"*hi* <@U0AAA>","context":{"channel_id":"C0GEN","names":{"U0AAA":"aquila"}}}' | chat-preview preview
# 書式要素の見本を1枚で見る
chat-preview gallery
```
入力JSONの形:
```json
{
"target": "slack",
"format": "markdown | mrkdwn | blocks",
"text": "本文(markdown / mrkdwn のとき。blocks のときは通知用の代替文)",
"blocks": [ ... ],
"context": {
"channel_id": "C0123", "channel_name": "general",
"thread_ts": "1700000000.000100", "reply_broadcast": false,
"as": "user | bot", "sender_name": "Deploy Bot",
"names": { "U0123": "aquila", "C0123": "general" }
},
"source": "claude-slack-mcp | slack-web-api | manual"
}
```
`format`は必須で、推定しません(標準MarkdownとSlack記法は `*bold*` の意味が違うため)。`names`はID→表示名の対応表で、無いIDは「未解決」として警告に出ます。
## Claude Codeとの連携(フック)
`~/.claude/settings.json`(または対象プロジェクトの`.claude/settings.json`)に:
```json
{
"hooks": {
"PreToolUse": [
{
"matcher": "mcp__claude_ai_Slack__slack_send_message|mcp__claude_ai_Slack__slack_schedule_message|mcp__claude_ai_Slack__slack_send_message_draft",
"hooks": [{ "type": "command", "command": "chat-preview hook claude", "timeout": 600 }]
}
]
}
}
```
動き: エージェントがSlack送信ツールを呼ぶ → フックがプレビューHTMLを一時ファイル(本人のみ読める権限)に書いてブラウザで開く → Claude Codeの許可ダイアログに「プレビューを開いた。確認が必要な点: …」と出る → 人が許可/拒否を選ぶ。文面を直したいときは拒否して理由に書くと、エージェントが書き直して再びプレビューが開く。一時ファイルは1時間で自動的に消える。
## MCPサーバーとして使う
`chat-preview mcp` はstdioのMCPサーバーで、ツールは `preview_message` の1本です。入力はCLIの入力JSONと同じ項目(`format` `text` `blocks` `channel_id` `thread_ts` `names` など)で、出力はプレビューのパス、ブラウザを開けたか、警告一覧、次にすべきこと(「ユーザーに確認し、はいと言うまで送らない」)です。送信もSlackへの問い合わせも行いません。
Claude Codeに登録する例(ユーザースコープ):
```sh
claude mcp add --scope user chat-tool-ui-preview -- chat-preview mcp
```
フックとMCPの使い分け: フックはエージェントが呼び忘れる余地がなく、Claude CodeのSlack送信ツールに自動で割り込みます。MCPは、他のクライアントや、送信ツールを経由しない場面(Web APIを直接叩くスクリプトを書いている最中など)でエージェントが任意に呼ぶためのものです。両方登録して構いません。
## 開発
```sh
go test -race ./... # 全テスト
go test ./internal/render -update # 描画のゴールデンファイルを更新(差分を見てから)
go run ./cmd/chat-preview gallery # 見本ページ
```
設計と判断の記録は `docs/DESIGN.md`、進捗と予定は `docs/ROADMAP.md`。
## ライセンス
MIT。絵文字の短縮名→Unicodeの対応は kyokomi/emoji(MIT)、Markdownの構文解析は goldmark(MIT)を使っています。絵文字の描画はOSのフォントに任せ、画像は同梱しません。
This server cannot be deployed
Maintenance
ActivityMaintained
ResponsivenessNo issues