Supports using OpenAI's browsing capability as a search provider for web-based company profile lookup and summarization.
SME Copilot MCP Server
中小企業向け経営アクションレポート自動生成システム(SME Copilot)のバックエンドとなるMCPサーバーです。 法人番号APIへの依存をなくし、社名と所在地をもとにウェブ検索+LLM要約で企業プロファイルを取得し、法令条文と地域統計を組み合わせてレポート生成に必要なデータを提供します。
機能 (Tools)
現在の設計で提供するMCPツールは以下の3つです(法人番号は任意項目)。
lookup_company: 社名・所在地をキーにウェブ検索+LLM要約で企業プロファイルを取得(法人番号が見つかれば付与)。必要: 検索プロバイダのAPIキー(例: Bing Web Search / SerpAPI / OpenAIブラウジング)
出力: 商号、所在地、法人格、法人番号(任意)、公式サイト、出典URL、取得日時
get_law_article: 法令名と条番号から条文テキストを取得。APIキー不要(e-Gov法令検索API)
get_region_stats: 都道府県と産業分類コードから地域統計(事業所数、従業者数)を取得。必要: e-Stat API アプリケーションID
移行メモ: 旧ツール
list_corporation(法人番号API依存)は廃止予定です。コードも順次lookup_companyに置き換えます。
セットアップ
1. 前提条件
Node.js (v18以上推奨)
npm
2. 依存関係のインストール
3. 環境変数の設定
.env にAPIキー・設定値を記述します。
サンプル:
ビルドと実行
ビルド
TypeScriptをコンパイルします。
実行 (Stdioモード)
MCPサーバーを起動します(通常はMCPクライアントから自動起動されます)。
Claude Desktop での利用方法
Claude Desktop の設定ファイル (~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json) にサーバーを登録します。
/absolute/path/to/taxAI の部分を実際の絶対パスに置き換えてください。
env セクションでAPIキーを指定すれば、.env の代わりに環境変数を直接渡せます。
開発・テスト
動作確認スクリプト
主要ツールをまとめて呼び出すテストスクリプトを用意しています(test_script.ts)。検索APIキーと e-Stat AppID をセットした上で実行してください。
ディレクトリ構成
src/index.ts: サーバーのエントリーポイント。MCPツールの定義とリクエスト振り分け。src/clients/: 外部APIクライアント。LawApiClient.ts: 法令APIクライアント(XMLパース含む)EStatClient.ts: e-Stat APIクライアントSearchClient.ts(予定): ウェブ検索プロバイダ用クライアント
build/: コンパイル済みJavaScripttest_script.ts: ツールの簡易動作確認
アーキテクチャ(mermaid)
ユーザーフロー(MVP想定, mermaid)
注意事項
検索結果には誤情報が含まれる可能性があるため、出典URLを必ず提示し、ユーザー承認を前提に保存してください。
法令情報・統計情報は最新性を保証しません。免責を明記し、税務判断は専門家確認を前提としてください。