implementation-summary.json•4.81 kB
{
"schema": "memory_document_v1",
"metadata": {
"title": "実装サマリー",
"documentType": "implementation_summary",
"path": "implementation-summary.json",
"tags": [
"implementation",
"refactoring"
],
"lastModified": "2025-03-25T12:40:00.000Z"
},
"content": {
"title": "workspace パラメータの廃止と docsRoot への一本化",
"description": "設定パラメータを簡素化し、パス解決ロジックをシンプルにするために、workspace パラメータを廃止し、docsRoot パラメータのみを使用するように変更を行いました。",
"changedFiles": [
{
"path": "/src/infrastructure/config/WorkspaceConfig.ts",
"description": "インターフェース定義を変更。workspaceRoot/workspace を廃止し、memoryBankRoot/memoryRoot を docsRoot に変更しました。"
},
{
"path": "/src/infrastructure/config/ConfigProvider.ts",
"description": "パス解決ロジックを変更。resolveWorkspaceRoot と resolveMemoryBankRoot を resolveDocsRoot に統合しました。"
},
{
"path": "/src/index.ts",
"description": "コマンドライン引数の workspace を非推奨に設定。resolveWorkspaceAndDocs を resolveDocsRoot に変更。getMergedApplicationOptions のシンプル化。すべての API ハンドラでの設定適用ロジックを修正しました。"
},
{
"path": "/src/main/index.ts",
"description": "createApplication 関数でのオプション変換と後方互換性の確保を実装しました。"
}
],
"designDecisions": [
{
"id": "dd-001",
"title": "パラメータの一本化",
"description": "workspaceとdocsという2つのパラメータは混乱の原因になっていたため、docsRootに一本化することで設定をシンプルにしました。",
"rationale": "1つのパラメータにすることで、設定の優先順位やパス解決ロジックが明確になり、ユーザーの混乱を防ぎます。"
},
{
"id": "dd-002",
"title": "後方互換性の確保",
"description": "既存のworkspaceパラメータは非推奨としてマークし、一定期間は引き続きサポートします。createApplication関数内で新しい形式に変換するロジックを追加しました。",
"rationale": "既存のコードが動かなくなることを防ぎつつ、新しい設計に徐々に移行できるようにします。"
},
{
"id": "dd-003",
"title": "設定優先順位の明確化",
"description": "設定の適用順序を「ツールパラメータ > コマンドライン引数 > 環境変数 > デフォルト値」と明確にしました。",
"rationale": "設定の優先順位が明確になることで、デバッグしやすくなり、予測可能な動作を実現できます。"
},
{
"id": "dd-004",
"title": "言語パラメータの追加",
"description": "getMergedApplicationOptions 関数の引数に language パラメータを明示的に追加し、各 API ハンドラでデフォルト値として 'ja' を設定しました。",
"rationale": "言語設定も適切に扱うことで、国際化対応の基盤を整えます。"
}
],
"pendingTasks": [
{
"id": "pt-002",
"description": "テストケースの追加・修正",
"priority": "medium"
}
],
"completedTasks": [
{
"id": "ct-001",
"description": "残りのAPIハンドラ (write_branch_memory_bank, read_branch_memory_bank, write_global_memory_bank, read_global_memory_bank) での同様の修正",
"completedAt": "2025-03-25T12:30:00.000Z"
}
],
"learningNotes": [
{
"title": "シンプルな設計の重要性",
"content": "複数のパラメータが同じような目的を持つ場合、ユーザーの混乱を招きやすいです。可能な限りシンプルな設計を目指すことが重要です。"
},
{
"title": "後方互換性の確保方法",
"content": "非推奨にする場合でも、一定期間は既存の機能をサポートし、警告ログを出すなどして移行を促すことが重要です。"
},
{
"title": "統一的なパラメータ処理",
"content": "似たような処理を行う関数やAPIハンドラでは、パラメータ処理を統一することで一貫性を保ち、バグを減らせます。今回はすべてのAPIハンドラで同じパス解決ロジックを使うようにしました。"
}
]
}
}