f0_make_randomvalues MCP Server

# f0_make_randomvalues ## 概要 f0_make_randomvaluesは、Functional Graph Database (FGDB)システム用の乱数生成関数ブロック(FB)です。独立変数を取らず、従属変数として整数乱数を生成します。 **関数表現**: `y = f0()` ## 主要機能 - **乱数生成**: 0～999の範囲で整数乱数を生成 - **データ保存**: 生成したデータをCSVファイルとして保存 - **データ読込**: 保存されたCSVファイルの読込 - **データ表示**: 読み込んだデータの標準出力表示 - **関数記述出力**: FGDB形式の関数記述をfunc.txtに出力 ## インストール ### 必要環境 - Python 3.8以上 - 標準ライブラリのみ使用(外部依存なし) ### uvを使用した環境構築 ```bash # 1. uvのインストール(未インストールの場合) pip install uv # 2. プロジェクトディレクトリへ移動 cd f0_make_randomvalues # 3. Python仮想環境の作成 uv venv # 4. 仮想環境の有効化 # Windows .venv\Scripts\activate # macOS/Linux source .venv/bin/activate # 5. 依存パッケージのインストール uv pip install -r requirements.txt ``` ## 使用方法 ### 基本実行(デフォルト5個の乱数生成) ```bash python func.py -o output_folder ``` ### カスタム数の乱数生成 ```bash python func.py -o output_folder -n 10 ``` ### コマンドライン引数 | 引数 | 短縮形 | 必須 | デフォルト | 説明 | |------|--------|------|------------|------| | `--output` | `-o` | ○ | なし | 出力フォルダのパス | | `--number` | `-n` | × | 5 | 生成する乱数の個数 | ## 出力ファイル ### data.csv 生成された乱数データを格納するCSVファイル。 ```csv data 123 456 789 12 345 ``` - **形式**: ヘッダー付きCSV(単一列) - **文字コード**: UTF-8 - **改行コード**: LF ### func.txt FGDB形式の関数記述ファイル。 ``` y=f0() ``` ## ファイル構成 ``` f0_make_randomvalues/ ├── func.py # メイン実行ファイル ├── lib.py # ライブラリ関数 ├── main.py # 単体テストコード ├── README.md # 本ドキュメント ├── requirements.txt # 依存パッケージリスト └── specification.md # 要件定義・仕様書 ``` ## テスト実行 単体テストを実行するには: ```bash python main.py ``` ### テスト項目 - UT-001: デフォルト乱数生成(5個) - UT-002: カスタム数乱数生成 - UT-003: CSV保存・読込の整合性確認 - UT-004: 関数記述出力の検証 ## 実装関数(lib.py) | 関数名 | 説明 | |--------|------| | `generate_random_numbers(count)` | 指定数の乱数を生成 | | `save_data_to_csv(data, filepath)` | データをCSVファイルに保存 | | `load_data_from_csv(filepath)` | CSVファイルからデータを読込 | | `display_data(data)` | データを標準出力に表示 | | `write_function_notation(filepath)` | 関数記述をファイルに出力 | ## パフォーマンス - **乱数生成速度**: 10,000個/秒以上 - **メモリ使用量**: 100MB以下 - **ファイルサイズ**: 生成数×10バイト以下 ## エラーハンドリング - **ファイル書込エラー**: エラーメッセージを出力後、終了コード1で終了 - **ディレクトリ作成エラー**: 自動的にディレクトリを作成 - **引数不正**: 使用方法を表示後、終了コード1で終了 ## 制約事項 ### 技術的制約 - Python標準ライブラリのみ使用 - 乱数生成にはrandomモジュールを使用 - ファイルI/Oは同期処理のみ ### 運用上の制約 - 出力フォルダへの書込権限が必要 - 同時実行時のファイル競合は考慮外 ## FGDB統合 本関数ブロックはFGDBシステムに以下のように統合されます: 1. **FBの登録**: `add_block.py`を使用して管理グラフ(MG)に登録 2. **実行**: `operation.txt`に記述して実行 3. **結果確認**: 実行履歴グラフ(OG)で確認可能 ## ライセンス FGDBシステムの一部として提供されます。 ## バージョン履歴 | バージョン | 日付 | 変更内容 | |------------|------|----------| | 1.0 | 2025-01-26 | 初版リリース | ## サポート 仕様の詳細については`specification.md`を参照してください。 --- **Functional Graph Database (FGDB) - f0_make_randomvalues Function Block**