Qiita MCP Server

# Qiita MCP Server 仕様書 ## 概要 Qiita および Qiita Team の記事検索・閲覧機能を提供する MCP (Model Context Protocol) サーバー。 本サーバーは読み取り専用で、記事の作成・更新・削除機能は提供しません。 ## サポート対象 - Qiita (https://qiita.com) - Qiita Team (https://teams.qiita.com) ## トランスポート方式 本 MCP サーバーは **SSE (Server-Sent Events)** 方式を採用しています。 ### 接続方法 サーバーは HTTP サーバーとして動作し、以下のエンドポイントを提供します： - `GET /sse` - SSE 接続エンドポイント - `POST /message` - クライアントからのメッセージ受信 - `GET /health` - ヘルスチェック デフォルトポート: 3000（環境変数 `PORT` で変更可能） ### 起動方法 ```bash npm start ``` または環境変数付きで： ```bash PORT=3000 QIITA_ACCESS_TOKEN=your_token npm start ``` ## 認証 Qiita API のアクセストークンを環境変数 `QIITA_ACCESS_TOKEN` で設定します。 ```bash export QIITA_ACCESS_TOKEN=your_access_token_here ``` ## ツール一覧 本 MCP サーバーは以下のツールを提供します： ### 1. search_items 記事を検索します。 **入力パラメータ：** - `query` (string, optional): 検索クエリ - `page` (number, optional): ページ番号（1-100、デフォルト: 1） - `per_page` (number, optional): 1ページあたりの件数（1-100、デフォルト: 20） **出力：** - 記事の配列（タイトル、ID、URL、作成日時、タグ、いいね数など） **Qiita API エンドポイント：** - `GET /api/v2/items` --- ### 2. get_item 特定の記事を取得します。 **入力パラメータ：** - `item_id` (string, required): 記事ID **出力：** - 記事の詳細（タイトル、本文、タグ、作成日時、更新日時、いいね数、コメント数など） **Qiita API エンドポイント：** - `GET /api/v2/items/:item_id` --- ### 3. get_items_by_tag 特定のタグが付いた記事を取得します。 **入力パラメータ：** - `tag_id` (string, required): タグID - `page` (number, optional): ページ番号（1-100、デフォルト: 1） - `per_page` (number, optional): 1ページあたりの件数（1-100、デフォルト: 20） **出力：** - 記事の配列 **Qiita API エンドポイント：** - `GET /api/v2/tags/:tag_id/items` --- ### 4. get_items_by_user 特定のユーザーの記事を取得します。 **入力パラメータ：** - `user_id` (string, required): ユーザーID - `page` (number, optional): ページ番号（1-100、デフォルト: 1） - `per_page` (number, optional): 1ページあたりの件数（1-100、デフォルト: 20） **出力：** - 記事の配列 **Qiita API エンドポイント：** - `GET /api/v2/users/:user_id/items` --- ### 5. get_tags タグ一覧を取得します。 **入力パラメータ：** - `page` (number, optional): ページ番号（1-100、デフォルト: 1） - `per_page` (number, optional): 1ページあたりの件数（1-100、デフォルト: 20） - `sort` (string, optional): ソート順（"count" または "name"、デフォルト: "count"） **出力：** - タグの配列（タグID、フォロワー数、記事数など） **Qiita API エンドポイント：** - `GET /api/v2/tags` --- ### 6. get_item_comments 記事のコメントを取得します。 **入力パラメータ：** - `item_id` (string, required): 記事ID **出力：** - コメントの配列（コメント本文、作成日時、ユーザー情報など） **Qiita API エンドポイント：** - `GET /api/v2/items/:item_id/comments` --- ### 7. get_user_stocks ユーザーがストックした記事を取得します。 **入力パラメータ：** - `user_id` (string, required): ユーザーID - `page` (number, optional): ページ番号（1-100、デフォルト: 1） - `per_page` (number, optional): 1ページあたりの件数（1-100、デフォルト: 20） **出力：** - 記事の配列 **Qiita API エンドポイント：** - `GET /api/v2/users/:user_id/stocks` --- ## レート制限 - 認証済み: 1時間あたり 1000 リクエスト - 未認証: 1時間あたり 60 リクエスト (IP アドレス単位) ## エラーハンドリング 以下のエラーを適切に処理します： - **401 Unauthorized**: アクセストークンが無効または未設定 - **404 Not Found**: 記事やユーザーが存在しない - **429 Too Many Requests**: レート制限超過 - **500 Internal Server Error**: サーバーエラー ## データ形式 すべてのレスポンスは JSON 形式で返されます。 日時は ISO8601 形式（UTC）で表現されます。 ## Qiita Team 対応 Qiita Team を使用する場合は、環境変数 `QIITA_TEAM` にチーム名を設定します。 ```bash export QIITA_TEAM=your_team_name ``` 設定すると、API のベース URL が `https://your_team_name.qiita.com/api/v2` に変更されます。