# kintone用のMCPサーバー
[kintone](https://www.kintone.com/)用の[Model Context Protocol (MCP)](https://modelcontextprotocol.io/)サーバーです。
このサーバーを使うことで、[Claude Desktop](https://claude.ai/download)などのAIツールを使ってkintoneデータを閲覧・操作できるようになります。
English description is [README.md](README.md).
## 使い方
### 1. mcp-server-kintoneをダウンロードする
[リリースページ](https://github.com/macrat/mcp-server-kintone/releases)から最新のリリースをダウンロードしてください。
ダウンロードした実行ファイルはどこに保存しても構いません。
### 2. Claude DesktopなどのMCPクライアントを設定する
クライアントのマニュアルを見ながら、サーバーへの接続を設定してください。
Claude Desktopで使いたい場合は、以下のファイルを編集してください。
- MacOS/Linux: `~/Library/Application\ Support/Claude/claude_desktop_config.json`
- Windows: `%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json`
ファイルには以下のような内容を記述します。
ファイルの場所や設定値は、実際の値に置き換えてください。
```json
{
"mcpServers": {
"kintone": {
"command": "C:\\path\\to\\mcp-server-kintone.exe",
"env": {
"KINTONE_BASE_URL": "https://<契約ドメイン名>.cybozu.com",
"KINTONE_USERNAME": "<ユーザー名>",
"KINTONE_PASSWORD": "<パスワード>",
"KINTONE_API_TOKEN": "<APIトークン>, <別のAPIトークン>, ...",
"KINTONE_ALLOW_APPS": "1, 2, 3, ...",
"KINTONE_DENY_APPS": "4, 5, ..."
}
}
}
}
```
**環境変数**:
- `KINTONE_BASE_URL`: **(必須)** kintoneのベースURLを指定します。
- `KINTONE_USERNAME`: kintoneのユーザー名を指定します。
- `KINTONE_PASSWORD`: kintoneのパスワードを指定します。
- `KINTONE_API_TOKEN`: カンマ区切りでAPIトークンを指定します。
`KINTONE_USERNAME`と`KINTONE_PASSWORD`のどちらか、または両方を指定する必要があります。
- `KINTONE_ALLOW_APPS`: アクセスを許可するアプリIDのカンマ区切りのリストを指定します。デフォルトでは全てのアプリが許可されます。
- `KINTONE_DENY_APPS`: アクセスを拒否するアプリIDのカンマ区切りのリストを指定します。ALLOW\_APPSよりも優先されます。
設定が完了したら、Claude Desktopを再起動して変更を反映してください。
### 3. 試してみる
これで、AIツールを使ってkintoneのデータを閲覧・操作できるようになりました。
例えば、以下のような指示をAIに出すことができます。
- 「A社に関するプロジェクトの進捗状況を教えて」
- 「Bプロジェクトの進捗を50%に設定して」
- 「遅れているプロジェクトの一覧を表示して」