claude-code-setup.md•3.04 kB
# Claude Code に GDB MCP サーバーを追加する方法
## 1. プロジェクトのインストール
まず、GDB MCPサーバーをインストールします：
```bash
cd /path/to/gdb-mcp
pip install -e .
```
または、uvを使用している場合：
```bash
cd /path/to/gdb-mcp
uv pip install -e .
```
## 2. Claude Code 設定ファイルの編集
### 設定ファイルの場所
- **Linux/WSL**: `~/.config/claude/claude_code_config.json`
- **macOS**: `~/Library/Application Support/Claude/claude_code_config.json`
- **Windows**: `%APPDATA%\Claude\claude_code_config.json`
### 設定の追加
設定ファイルを開いて、`mcpServers`セクションに以下を追加します：
```json
{
"mcpServers": {
"gdb-mcp": {
"command": "gdb-mcp"
}
}
}
```
#### フルパスを使用する場合
インストールせずに直接実行する場合：
```json
{
"mcpServers": {
"gdb-mcp": {
"command": "python",
"args": ["/path/to/gdb-mcp/examples/run_server.py"]
}
}
}
```
#### uvを使用する場合
```json
{
"mcpServers": {
"gdb-mcp": {
"command": "uv",
"args": ["run", "gdb-mcp"],
"cwd": "/path/to/gdb-mcp"
}
}
}
```
### 既存の設定がある場合
既に他のMCPサーバーが設定されている場合は、カンマで区切って追加します：
```json
{
"mcpServers": {
"existing-server": {
"command": "existing-command"
},
"gdb-mcp": {
"command": "gdb-mcp"
}
}
}
```
## 3. Claude Code の再起動
設定を反映させるには、Claude Codeを再起動する必要があります。
## 4. 動作確認
Claude Codeで以下のように確認できます：
1. **リソースの確認**:
```
「GDBコマンドリファレンスを見せて」
```
2. **ツールの使用**:
```
「GDBセッションを開始して、簡単なデバッグをしてみて」
```
## トラブルシューティング
### エラー: "gdb-mcp: command not found"
```json
{
"mcpServers": {
"gdb-mcp": {
"command": "python",
"args": ["-m", "gdb_mcp"],
"cwd": "/path/to/gdb-mcp/src"
}
}
}
```
### GDBが見つからない場合
GDBがインストールされていることを確認：
```bash
# Ubuntu/Debian
sudo apt-get install gdb
# macOS
brew install gdb
# Fedora/RHEL
sudo dnf install gdb
```
### ログの確認
Claude Codeのログで詳細を確認できます：
- Linux/WSL: `~/.config/claude/logs/`
- macOS: `~/Library/Logs/Claude/`
- Windows: `%APPDATA%\Claude\logs\`
## 使用例
### 基本的なデバッグセッション
```
「GDBでhello.cをデバッグしたい」
```
Claude Codeは自動的に：
1. GDBセッションを開始
2. プログラムをロード
3. ブレークポイントの設定
4. デバッグコマンドの実行
### GDBコマンドの参照
```
「GDBのbreakコマンドの使い方を教えて」
```
MCPサーバーのリソースから自動的に情報を取得して回答します。